進研ゼミ(チャレンジ)か塾か小学生中学生にはどっちが良いか比較

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我が家には二人の子供がいて、小学校低学年から進研ゼミ小学講座(チャレンジ)やZ会の通信教育を受講し、娘はその後、塾に通わせていますが、塾か進研ゼミ(通信教育)かどっちが良いか選ぶか迷いました。

中学生・小学生の家庭での勉強は、塾か進研ゼミかどっちにすべきか比較し、メリット・デメリットをまとめましたので、塾か進研ゼミか選択するうえで参考にしてみてはいかがでしょうか。

目次

進研ゼミ(チャレンジ)と塾のメリット比較

学校外教育はいくつか方法がありますが、共通した目的やメリットは、学校の成績向上や中学受験や高校受験対策という点にあります。

学校外教育には主に、塾、通信教育(進研ゼミなど)がありますが、それぞれどのようなメリットがあるのでしょうか。

進研ゼミ(通信教育)のメリット

進研ゼミやZ会など通信教育のメリットは、塾や家庭教師に比べて受講料が安いというのが最大のメリットでは無いでしょうか。また、自宅で勉強できるため、外に通う必要は無く、勉強する時間も自由です。

息子は自宅での学習習慣ができていたため、小学生の頃から通信教育(進研ゼミ・Z会)を利用して勉強していました。学習習慣さえできていれば、受講料の安い通信教育がおすすめです。

塾に比べて裏技的なメリットがあります。それは「飛び級」です。つまり、実際の学年よりも上の学年の教材を受講できるということです。

息子は小学生・中学生と塾に行かず通信教育だけで、中学生での成績はオール5でした。実は幼稚園の頃から10年間、1学年上の教材を先取り受講しておりその成果かもしれません。

このような一学年上の先取りは一般的な塾ではできません。やろうとする人もいないかもしれませんが。通信教育の先取りは学習意欲の高い子供には、おすすめです。

また、意外と見過ごしがちなメリットですが、塾の場合どうしても帰りが遅くなり、少し遠い場所にある場合、子供が帰宅する際には心配で迎えに行かないといけないかもしれません。

進研ゼミのような通信教育の場合、そのような心配が無いため、親にとっては意外と大きなメリットになります。

通信教育の大きなメリットをまとめると以下のようなものになります。

  • 時間や場所を選ばない
  • 塾よりも費用が安い
  • 継続することで家庭学習の習慣が身に付く

通信教育を検討する場合、選んで間違いないのは大手3社です。それぞれ特徴がありますので、資料請求などで、子供に合った講座、コースを選ぶことをおすすめします。

公式サイト(資料請求はこちら)

通信教育各社は資料請求特典としてお試し教材が無料でもらえるため、わが子に合った教材を試してみることができます。

塾のメリット

塾の最大のメリットは、「強制力」です。つまり決まった曜日の決まった時間に塾に行かなければならず、塾に行くと勉強せざるを得ないという環境ですので、子供が好むと好まざるとにかかわらず、勉強に取り組ませることができるということです。

一人で学習する通信教育では、そうはいきませんからね。勉強しなければいけない環境に身を投じるというのは、自ら勉強するのが苦手な子供にとっては大きなメリットになることでしょう。

塾には大きく分けて、集団塾と個別指導塾がありますが、もちろんそれぞれメリットも異なります。

集団塾の場合、10~30名程度の生徒と一緒に授業を受けることになりますので、通信教育などの一人で受講するスタイルとは違い、他の生徒との競争意識が芽生えて、勉強に取り組む姿勢に好影響を与えるというメリットがあります。

個別指導塾の場合は、家庭教師にもよく似ていますが、勉強で分からないところがあると分かるまで徹底して教えてもらうことができます。

学校でも30~40名のクラスで勉強を行いますので、勉強が分からないとどうしても落ちこぼれる子供が出てきますが、1対1の場合は、その心配はありません。

個別指導塾は、子供の弱点を徹底してフォローしてもらえるというのが最大のメリットといえるでしょう。

個別指導塾は集団塾よりも受講料金が上がります。一人で先生を独占するわけですから人件費を考えるとあたりまえですね。
ただ、個別指導塾でもリーズナブルな塾があります。しかし、多くの場合プロの講師ではなくアルバイトの大学生で、教えるプロではありません。講師の質は落ちてしまうことを覚悟する必要があります。

進研ゼミ(チャレンジ)と塾のデメリット比較

学校の成績向上や中学受験や高校受験対策が目的の学校外教育ですが、塾と通信教育にはそれぞれデメリットがあります。どっちを選ぶかはメリットよりもデメリットで選ぶ方も多いのでは無いでしょうか。

進研ゼミ(通信教育)のデメリット

進研ゼミ(通信教育)のデメリットは、自分のリズムで自由に勉強時間を確保できますが、そのメリットが子供によっては最大のデメリットとなります。

塾の場合、曜日や時間が決められている分、やる気が無い時であっても塾に行って勉強しなければいけないという強制力や拘束力が働きますが、通信教育の場合、強い意志が必要になります。

特に勉強嫌いの子供にとって、実はこれが一番難しいことかもしれません。自宅学習の勉強習慣ができるまで、親のフォローが必須になることでしょう。

通信教育のデメリット
  • 強制力がないため続けにくい
  • 保護者が勉強の状況を見てあげる必要がある

通信教育での勉強は強制力がなく続けにくいからこそ、継続できるようになった時には、しっかりとした家庭での学習習慣をつけることができます。

塾のデメリット

通信教育と比べる塾のデメリットといえば、何といっても通塾という点では無いでしょうか。中学生ともなると塾が終わる時間が21時を超えるということも普通です。

自宅から遠い塾の場合、暗い夜道を一人で帰宅させるのは親としてはとても心配です。塾の送り迎えをされる親御さんも多いですが、結構大変ですよね。

他のデメリットとしては、受講曜日や時間が決まっており、他の習い事ととのスケジュール調整が必要な点や、通信教育などの自宅学習に比べて、自分のリズムで勉強ができないという点があります。

また、受講教科が増えると塾代が高くつくという費用面のデメリットも見逃せません。特に大手塾の場合、受講教科を選択できなかったり、事実上受講が必須となる夏期講習や冬期講習に別途費用がかかったり、オリジナル教材購入などによる費用もかかります。

塾のデメリット
  • 費用が高い
  • 通うための往復時間がもったいない
  • 帰宅時間が遅くなる
  • 時間をコントロールできない

進研ゼミ(チャレンジ)と塾の費用比較

塾と通信教育を検討するうえでやはり外せないのは受講費の違いですよね。通信教育のメリットであり、塾のデメリットでもある料金格差ですが、実際どれほど違うかを我が家の娘が通う実際の塾代を例に、ご紹介します。

進研ゼミ(チャレンジ)の料金 小学講座5年生の場合

進研ゼミ(通信教育)の料金ですが例えば、小学生の受講者数が最も多い進研ゼミ小学講座(小学5年生)をみてみましょう。

受講料はいくらかというと、毎月払いで月額6,080円!さらに12か月分一括払いにすると総額65,040円で、月あたり5,420円です。

塾:291,561円と通信教育:65,040円ですから大きな差ですね。料金だけを比べるとやはり通信教育に軍配が上がります。

進研ゼミ小学講座(チャレンジ/チャレンジタッチ)は、大手の通信教育教材のなかでも比較的料金が安く、サービスは充実しているため、家庭学習の費用を抑えたい方にはおすすめの教材です。

進研ゼミHPより
塾と通信教育の料金

進研ゼミ小学講座の公式サイトでも塾との料金を比べた場合の図が掲載されていますが、例示してある塾の費用はかなり安い方だと思います。

文科省の調査結果による金額だそうですが、国語・算数・理科・社会・英語の5教科を塾で受講して年間12万円なんて、安すぎでは?と思いますね。

ただ、そんな安い塾費用の例と比べても、半額以下なんですから料金的なメリットはやっぱり大きいですね。

塾の料金(娘の小学5年生時の費用)

我が家の娘は小学5年生から塾に通いました。通っている塾は、私が住む県下で50校ほどある中堅規模の塾で、受講教科は、国語・算数・理科・社会・英語の5教科です。

夏期講習や冬期講習にも行っていました。そんな小学生5年生の時にかかった塾の費用ですが、1年間で総額291,561円(税込)!!

この金額には、1年間に塾に支払った教材費、夏期講習費、冬期講習費など諸々全てが含まれています。高いですね~、こうやって改めて計算すると嫌になりますね。これで小学5年生ですから、中学生になると受講費はグンッと上がります。。。

進研ゼミ(チャレンジ)か塾か小学生・中学生にはどっちが良い?

中学生・小学生向けの塾と通信教育のメリット・デメリットや、受講費の違いをご紹介しましたが、子供のためにどちらを選んだら良いか正直迷います。

我が家の二人の子供に通信教育と塾の両方を受講させた経験からおすすめをご紹介します。

小学生は進研ゼミ(チャレンジ)がおすすめ

小学校低学年は、その後の中学・高校の勉強に繋がっていく、勉強を始めたばかりの時期です。始めたばかりだからこそ勉強習慣を身に付ける最も大切な時期ともいえます。

小学生で勉強嫌いになったり、勉強習慣が身についていないと、中学受験をしないまでも、高校入試など、のちのち苦労することになります。

塾は通うことによって、その場では必ず勉強しなければいけないため、勉強時間の確保という意味では良いかもしれませんが、自制心や自宅での学習習慣が養われません。

一方、通信教育の場合は、塾のように週に一回や二回ではなく、子供自ら勉強時間を毎日継続して確保し、取り組まなければいけないため、自制心を養うことができ、自宅での学習習慣を身に付けるための土台になります。

また、中学生の勉強となると親が教えるというのはなかなか難しいものがありますが、小学生の勉強内容はまだ簡単なため、通信教育で分からない問題があっても、親でも十分に教えてあげることができるという側面もあります。

最近は、通信教育の中でもタブレットで学習するタイプが人気で、紙の教材とは違って、親が丸付けをしたり、教えたりという負担が無く、子どもが一人で学習できるようになっているため、共働きなど忙しいご夫婦にはおすすめです。

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中学生は塾かZ会がおすすめ

小学生の頃に家庭での勉強習慣ができていないと、中学校では部活などで忙しくなるため、中学生から習慣化するのは、難しいことでしょう。家庭での勉強習慣ができていない場合は、塾がおすすめです。

塾の場合、否が応でも勉強時間を塾で確保することになりますので、勉強の時間量を確保するのが苦手な子供や、家ではテレビやゲームなどの誘惑があって勉強できない子供には特に有効ですね。勉強の時間量は裏切りませんから。

ただ、小学生の頃から家庭学習の習慣化できていたり、塾代が高く家計負担をどうしても抑える必要がある場合は、必ずしも塾に行かなくても良いと思います。

我が家の中学生の息子は塾に行かずに成績は学年1位でしたし、塾に行かない分、他の同級生たちよりも自由な時間があるようでした。本人も塾よりも通信教育の方が時間に縛られず良いと言っていました。

中学生で塾に行かない場合、学習意欲が高かったり、家庭での学習習慣が身についている子供は『Z会』がおすすめです。

進研ゼミと比べると料金は少し高くなりますが、問題の質が良く応用問題も豊富であり、料金が高いといっても塾に比べると圧倒的に安いです。

もし周囲に中学生で塾に行かず成績の良い子がいたら、どのように勉強しているか聞いてみてください。高確率でZ会で勉強しているという返答があるのでは?

Z会は難易度が高めの教材ですので、難易度が標準的でスタンダードな通信教育を選ぶなら、受講料金も比較的安い進研ゼミがおすすめです。

サンプル教材で教材の雰囲気、難易度をチェックしてみてください。
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進研ゼミ(チャレンジ)と塾の併用

進研ゼミか塾かどっちが良いか、メリットデメリットを比較してご紹介しましたが、必ずしもどちらか一方だけを選ぶ必要は無いため、進研ゼミと塾を併用するのも効果的だと思います。

進研ゼミ小学講座や中学講座は残念ながら、受講教科を数学だけとか英語だけとか選択することはできず、全教科セット受講となります。ちなみにZ会であれば小学高学年からは受講教科を選択することができます。

進研ゼミと塾の併用が効果的といっても、塾も全教科受講となるとさすがに費用も負担も大きくなりますし、小学生ならまだしも中学生になると、時間的に厳しいでしょう。

塾では苦手教科のみ受講したり、つまずくと取り返しがつきににくい数学、高得点が当たり前となっている英語などに絞って受講してみてはいかがでしょうか。

数学は積み上げ式の教科ですから、一度つまづいてしまうとその後の単元にも影響が出てしまいます。もちろん進研ゼミの受講だけでも十分ですが、しばらく続けてみて数学の成績がよく無い場合は、早めに数学だけ通塾するなど対処したほうが良いかもしれません。

また、英語は我が子二人の定期テストや成績を見ていて感じましたが、英語は中学生の教科の中でも高得点を取りやすい教科で、平均点も高くあまり差がつきにくいです。その分、逆に点数を落とすと一気に順位が下がるという傾向にあるようです。

そして、数学も英語も小学・中学・高校と続く重要な教科ですので、力を入れておいて損はありません。どちらか一教科だけなら費用負担も抑えることができます。

我が家の息子は小中学生では塾に通うことなく、偏差値70以上の高校へ合格することができましたが、塾ではなく幼稚園から中学まで英会話教室には通っていました。

我々親世代と違って英語はリスニングの配点も上がりました。読み書きだけの英語の勉強だけですと英語を聞き慣れておく必要があります。英語の塾ではありませんが、進研ゼミと英会話教室の組み合わせはおすすめです。

ただ、進研ゼミを受講すると追加料金無しで、チャレンジイングリッシュを受講でき、チャレンジイングリッシュは英語4技能がバランスよく学べるので進研ゼミだけで十分かもしれませんね。

チャレンジイングリッシュ
チャレンジイングリッシュ

進研ゼミ(チャレンジ)と塾の比較まとめ

中学生・小学生の学校外の勉強方法は、塾か進研ゼミ(通信教育)かどっちが良いかメリット・デメリットを比べてみました。主に、受講料・時間・子供の勉強スタイル・親のフォローという点で検討することになります。

親としてはどっちが良いか非常に悩みますが、一度選択してからといってずっと続ける必要も無いため、それぞれ試してみるというのもおすすめです。

塾、通信教育のどっちを選んだとしても子供にやる気が無いと高い受講料も台無しになるかもしれません。子供にやる気を出させるためには親は言動も気をつける必要があると感じています。

我が家では、自宅学習の習慣がしっかりできている長男は通信教育を受講。一方、勉強嫌いで親が勉強を教えるのに手を焼き、勉強への強制力必要な娘は塾に通わせていました。

これから子供に塾、通信教育のどっちが良いか選択に迷われている方の参考になれば幸いです。

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