幼児期のタブレット学習教材としてスマイルゼミが人気ですが、小学生になってもスマイルゼミのままで良いのか、スマイルゼミからチャレンジやチャレンジタッチに変更したほうが良いのか悩む親御さんも多いのでは無いでしょうか。
スマイルゼミからチャレンジ(タッチ)に変更する理由と、それぞれのメリット・デメリットをご紹介しますので、通信教育教材の選択の参考にしてみてください。
スマイルゼミからチャレンジ(タッチ)に変更する理由
スマイルゼミからチャレンジ(タッチ)に変更する理由にはどういった理由があるのでしょうか。
スマイルゼミよりチャレンジ(タッチ)の方が安い
こどもちゃれんじはタブレット学習ではなく、子どもに幼稚園からタブレット学習をさせたい親御さんは迷わずスマイルゼミを選んだかもしれませんが、タブレット学習は小学生になるとベネッセのチャレンジタッチが候補に挙がります。そこで気になるのは料金の差です。
料金はスマイルゼミよりもチャレンジタッチの方が安く、毎月の金額にそれほど差を感じなかったとしても通信教育は継続することに意味があり、小学1年生から6年生まで6年間継続すると大きな差となります。
スマイルゼミとチャレンジタッチの毎月払いでの月額料金表は以下のようになります。
通信教育 | 1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 | 6年 |
---|---|---|---|---|---|---|
チャレンジ(タッチ) | 3,680円 | 3,680円 | 4,490円 | 4,980円 | 5,980円 | 6,440円 |
スマイルゼミ | 4,268円 | 4,510円 | 5,170円 | 5,830円 | 6,710円 | 7,260円 |
スマイルゼミでは不安
幼稚園の時期は勉強という言葉はあまりピンと来ないですよね。幼児向けの学習教材は勉強というよりも知育玩具の延長といった方がしっくりくるかもしれません。しかし小学生ともなると遊びの延長ではなく、それはまさしく勉強となります。
幼稚園の頃にスマイルゼミで楽しみながら学習していたことが果たして、小学生となり同じようにやっていけるか不安に思うかもしれません。この不安は仮にチャレンジタッチに変更しても同じかもしれません。
特にスマイルゼミは「ゲームばかりをしている」なんて口コミを多く見られますが、タブレット学習教材は子どもに興味を持たせるためにゲームをうまく利用している傾向にあります。幼稚園の頃はそれで問題なかったとしても、小学生の子どもの場合、親としてはこのままでいいのか不安になります。
我が家の現在小学6年生の娘は小学1年生当時、チャレンジタッチではなく、テキスト(紙)教材のチャレンジを受講しました。5年前ですから現在とは少し状況は違いますが、学校でテキストで勉強するのに、家ではタブレットで学習するというのに違和感があり、テキスト(紙)教材であるチャレンジにしました。
テキスト(紙)教材の場合、タブレット学習とは違いゲームなんて当たり前ですができません。そのため、チャレンジ=勉強という意識付けができ、家庭での学習習慣を身に付けるには良かったのかなと今となると思っています。
スマイルゼミの学習スタイルに不安のある方は、一度、テキスト(紙)教材であるチャレンジを試してみてはいかがでしょうか。
スマイルゼミとチャレンジ(タッチ)メリット比較
スマイルゼミのメリット
付録が無い
スマイルゼミは学習教材が全てタブレットに集約されており付録類がありません。そのため付録が溜まって邪魔になることはありません。これは完全に親目線のメリットではありますが、他の通信教育教材では付録がつきもので、綺麗好きなママには意外と助かるメリットです。
手をついて書ける唯一の学習タブレット
スマイルゼミのタブレットは、手をついてタッチペンで操作ができるため、タブレットでありがちな誤操作問題を回避することができます。
学校では紙やノートに字を書くのが当たり前ですが、一般的なタブレットとなると同じようにはいきません。この問題を解消したスマイルゼミのタブレットはストレスなく文字を書くことができます。
「漢検ドリル」「計算ドリル」が先取り学習ができる
「漢検ドリル」「計算ドリル」については、現学年に関わらず先取りで学習を進めることができます。先取り学習については賛否両論がありますが、学習意欲の高い子どもにとっては先取り学習は、さらなる意欲向上つながるのではないでしょうか。
英語プレミアムで英検対策ができる
オプション講座になりますが、現学年に関わらず英検対策ができます。「漢検ドリル」「計算ドリル」同様に現学年に関わらず英語の勉強を進めていくことができるため、英語に興味のある子どもや、英語が得意な子どもには英語力を伸ばすことができます。
チャレンジ(タッチ)のメリット
料金が安い
スマイルゼミと比較した際のチャレンジ(タッチ)のメリットとしてはやはり料金の安さです。単月で終了するならまだしも、継続することを前提とするとやはり安いに越したことはありません。またチャレンジタッチはタブレット料金は無料になりますのでメリットの一つです。
チャレンジタッチにも付録教材がある
チャレンジタッチはスマイルゼミとは違い、タブレットだけではなく紙の教材や付録の電子教材もあります。実力診断テスト、テスト予想問題集、小学1・2年生を対象とした赤ペン先生による添削課題などは紙教材として送られてきます。学習教材といえども子どもにとっては付録は嬉しいものです。
赤ペン先生による添削
進研ゼミと言えば、赤ペン先生。チャレンジタッチにも赤ペン先生による添削はあります。担任の「赤ペン先生」が子ども一人ひとりの考え方や表現に向き合い、継続的に子どもの学習意欲を高めてくれます。
タブレットと紙の学習スタイルを途中変更できる
タブレット学習であるチャレンジタッチとテキスト学習であるチャレンジは、途中で学習スタイルを変更することができます。タブレットとテキストはどちらが良いか悩みがちですが、途中で変更できるのは大きなメリットの一つです。
スマイルゼミはタブレットのみですから、学習スタイルを変更するというわけにはいきませんからね。
努力賞制度がある
チャレンジ(タッチ)には努力賞制度があり、ポイントを貯めることによって賞品と交換できる制度があり、子どもにとっては勉強を頑張るための理由となり、スマイルゼミと比較した場合のメリットの一つになります。
スマイルゼミとチャレンジ(タッチ)デメリット比較
スマイルゼミのデメリット
スマイルゼミの場合、受講料とは別にタブレット端末の料金9,980円が必要になります。この金額は1年間の継続を前提とした料金になっており、6か月以上、12か月未満で退会した場合は追加で6,980円が必要となり、6か月未満で退会した場合は29,820円が必要となります。
継続する前提であればいいのですが、後でテキスト(紙)教材が良くなって、チャレンジに変更する場合は、注意が必要です。
また、もう一つのデメリットはチャレンジのようにタブレットと紙教材を変更できないという点。スマイルゼミを始める動機が勉強ではなく、「タブレット」への興味や関心であった場合、最初はゲーム感覚で勉強を進めるのですが飽きてやめてしまう子どもも多いようです。
タブレットは最初の入りとしてはとても良いのですが、継続しなければ意味がありません。タブレットそのものの楽しさで初めてしまうと後悔するかもしれません。
チャレンジ(タッチ)のデメリット
チャレンジタッチのデメリットは、口コミでもよく目にする、タブレットの反応の悪さです。今後、改善されると思いますが小学校低学年だとタブレットへの文字の書き方のコツを覚える必要があるかもしれません。
チャレンジはタブレットとテキスト(紙)教材を途中で変更できるため、タブレット特有のデメリットが気になる場合は、オーソドックスではありますが、通常のチャレンジを検討してみてはいかがでしょう。
まとめ:スマイルゼミからチャレンジ(タッチ)に変更すべき?徹底比較
スマイルゼミからチャレンジ(タッチ)に変更する理由、スマイルゼミとチャレンジ(タッチ)のメリット・デメリットについてご紹介しました。
幼児期のタブレット学習教材としては、スマイルゼミ一択といっても過言ではありませんが、小学生になるとタブレット学習の選択肢は広がります。小学校でもタブレットでの学習も増えつつあるようですが、割合としてはまだまだ圧倒的にテキストとノートによる勉強というのが一般的です。
タブレットではなくテキスト(紙)教材の通信教育も検討したいところです。