中学生向け通信教育として受講者数No.1の人気を誇る進研ゼミ中学講座の口コミ・評判にはどういった内容のものが多いか、わが子が11年間通信教育のお世話になった筆者が良いところと悪いところをあわせてご紹介します。
小学生の頃から通信教育を受講していて、中学生になったらどの通信教育を選ぼうか迷っている方や、中学生で初めて通信教育を受講しようか検討している方、塾や通信教育で迷っている方の参考になれば幸いです。
進研ゼミ中学講座は受講者が多いこともあって口コミ・評判もよく見聞きしますが、受講者数が多いというのはそれだけ満足度が高い教材の裏返しともいえます。コスパの良い通信教育ですので、検討してみてはいかがでしょうか。
小学生向け進研ゼミの記事はこちらをどうぞ
進研ゼミ中学講座の料金の口コミ・評判
料金体系が分かりにくい
進研ゼミ中学講座の料金は単一料金では無く、支払い方法によって月あたりの料金が変わったり、学習スタイルで料金が変わったりするため、検討中の親御さんの中には分かりにくいという感想を持つ方もいます。
ただ、支払い方法によって月当たりの料金が変わるのは、進研ゼミに関わらず、他の大手通信教育でも同じで、毎月払いよりも12か月一括払いや6か月一括払いにした方が、1か月あたりの料金は安くなりお得です。
これは通信教育だけに関わらず、多くの月額サービスで取り入れられている割引サービスですね。企業としては一括で支払ってもらったほうが運営がしやすいですし、短期間で解約されることを心理的に抑えることができますから。
もちろん一括払いでも途中で解約すれば受講月数で計算した残金が返金されますので、ご安心ください。ただし、進研ゼミは最短2か月の受講が必要になりますので、1か月だけ試してみるということはできませんので注意が必要です。
料金が安くてコスパが良い
口コミ評判で進研ゼミ中学講座が支持される理由の一つが料金の安さです。塾や家庭教師と比べて安いという口コミや、他の通信教育に比べて安いといった口コミをよく見聞きします。
塾や家庭教師に比べると料金が安いと言うのは、進研ゼミに関わらず通信教育サービス全体に当てはまることです。中学生になると塾に通い出す子どもも多いですが、やはり塾は費用が高くつきます。
中学生の塾代は地域差や集団塾と個別指導塾の違いなどにもよりますが、年間30万円以上かかるのは一般的で、進研ゼミの受講費に比べると4、5倍の差がでます。
しかも塾の場合は、実技教科なんてありませんし、進研ゼミは9教科対応でありながら、この金額差ですからやっぱりコスパは良いです。
また、他の大手通信教育のZ会やスマイルゼミなどに比べても進研ゼミは受講料金は安くなっていて、しかも教材内容も充実していて、決して安かろう悪かろうになっていないところが良いところです。
料金が高い？
進研ゼミ中学講座は安くてコスパが良いとご紹介しましたが、一方で高いという口コミ・評判も見かけることがあります。
この高いという口コミは、塾や家庭教師、他の通信教育と比較した場合というわけではなく、小学講座から中学講座になって高くなったとか、市販の問題集で十分で進研ゼミは高いといった場合が多いようです。
もちろん料金が高いとか安いとかという評価は、比較以外にもサービスに対する価値観の違いがありますので、できれば実際に2、3か月試してみるのがおすすめです。
ただ、たくさんある通信教育の中で選ぶ場合、進研ゼミは老舗で学習サービスとしての実績は長く、受講者数もNo.1ということを考慮すると、選んで間違いない通信教育の一つといえます。
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進研ゼミ中学講座公式サイト進研ゼミ中学講座の効果の口コミ・評判
家庭学習の習慣化ができる
進研ゼミ中学講座に関わらず、通信教育全般に言える学習効果の口コミですが、進研ゼミを継続することによって家庭での学習習慣は確実に身に付きます。わが家の子どももそうでした。
ただ、やったりやらなかったりみたいなことが続くと習慣化することはできません。たとえ短時間であっても毎日継続するというのが大切なんだろうと思います。
進研ゼミは続かずに溜めてしまって、やる気がなくなりやめてしまうという口コミもよく聞きますが、習慣化するまではある程度、親のサポートも必要かもしれません。
進研ゼミを続けるコツは、毎日決まった時間に取り組むというのが良いです。わが家の息子は小学生から中学生まで通信教育を継続しましたが、朝早く起きて学校に行く前に学習することで、習慣化することができました。
塾と違って帰宅が遅くなり、就寝時間が遅くなるということもありませんから、早寝早起きの習慣にもなり、一石二鳥ですね。
家庭学習の習慣化の効果はとても大きく、中学の勉強だけに留まらず、高校生になっても家庭で学習する習慣は継続できるので、その後の学力に大きな差が出るように思います。
塾通いだと強制的に勉強することに慣れて、家庭での学習習慣が身に付かず、高校生になって塾をやめた途端に、勉強のやり方が分からず、学校の成績が落ちるというのはよく聞く話です。
教科書準拠で定期テスト対策に効果あり
進研ゼミ中学講座は中学校の教科書に準拠しているため、日々の予習・復習はもちろんのこと、定期テスト対策にも効果的で、しかも同じ中学校の先輩による報告を元によく出る問題を分析しテスト対策してくれるので、効率的にテストでの得点アップを目指せます。
進研ゼミ中学講座を受講している中学生からよく聞く口コミとしては、進研ゼミで出題された問題が定期テストでも出た！というもの。
進研ゼミを受講していない中学生からしてみたら、反則技に捉えられるかもしれませんが、それだけ進研ゼミ中学講座での定期テスト対策には効果があるということですね。
公立高校の入試には内申点が大きく影響しますので、通知表に直接影響のある定期テストの得点は中学生にとってはとても重要です。反則と言われようが定期テスト対策が効率良くできる通信教育を選びたいものです。
時間を効率よく使えて親の負担も少ない
進研ゼミ中学講座は1回の取り組みが15分に設計されているため、短時間で集中しやすく、部活動や習い事などで忙しい中学生がスキマ時間を使って勉強できるようになっています。
ここでよく誤解しやすく、騙されたと口コミでよく見かけるのが、1回15分を1日15分で大丈夫と捉えてしまった人です。
確かに進研ゼミ中学講座は効率的に学習できるとはいえ、流石に1日15分の学習時間では短すぎますよね。
忙しい日には15分、少し時間の余裕のある日は1時間などが必要でしょう。
塾に通っている中学生が1回2時間で週2回ぐらいが平均的だとすると、合計週に4時間、学校以外で勉強しているんですから、同程度は進研ゼミの取り組み時間を確保したいところです。
ただ、塾とは違い進研ゼミはスキマ時間で学習ができて、塾のような往復の通う時間も必要なく、効率よく勉強ができますし、夜遅くに塾まで親が迎えに行かないといけないようなことも無いため、中学生の子どもにとっても親にとっても時間を効率的に使えます。
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進研ゼミ中学講座オリジナルスタイルの口コミ・評判
オリジナルスタイルだと続かない
進研ゼミ中学講座では昔からある紙のテキスト教材のオリジナルスタイルとタブレット学習メインのハイブリッドスタイルの2種類から選べますが、進研ゼミ公式サイトによると受講者は約半々だそうです。
オリジナルスタイルはハイブリッドスタイルに比べて、当たり前ですがAIなどの先進性がなく、もともとあまり家庭での学習習慣が無い中学生や、勉強に苦手意識のある中学生はテキスト教材だと続かないという口コミ・評判はよく見聞きします。
もちろん紙のテキスト教材にも、タブレットよりも全体像を把握しやすかったり、記述がしやすかったり、テキストの方が学校の勉強環境に近いなどのメリットはあります。
しかし、オリジナルスタイルは一度、やらなくなってしまうと物理的に目に見える形で溜まっていきますので、一度溜まってしまうとやる気が起きなくなるというデメリットもあります。
テキストとタブレットの学習スタイルは子どもによって、合う合わないがありますので、オリジナルスタイルで挫折してしまった場合、ハイブリッドスタイルに変えてみるというのも一つの手です。
オリジナスタイルは教育熱心な家庭で多い？
進研ゼミ中学講座の公式サイトによると、オリジナルスタイルとハイブリッドスタイルの受講者は半々とご紹介しましたが、SNSなどの口コミをみると教育熱心な家庭や勉強が比較的できる子どもはオリジナルスタイルを選んでいる印象を受けます。
紙のテキストでも継続して受講しても、途中でやめて溜めてしまい、挫折するような不安が無いということの表れなのかもしれませんね。選択に悩むどころか、タブレットは鼻から選択肢に無いと言った口コミも見かけます。
オリジナルスタイルを選んだ人の口コミでは、タブレットだと書きにくい、故障や不具合が不安、学習したことが定着するか不安などの理由があるようです。
オリジナスタイルでオンライン授業は受講できない？
進研ゼミ中学講座といえば、通信教育サービスの中では他にはないオンラインによるライブ授業が大きな魅力の一つ。
オンラインライブ授業は、その名の通り、塾のような授業がオンラインで行われる学習サービスで、つまづきやすいポイントを解説、授業中もチャットで質問できたり、他の通信教育には無いため、注目度も高く、進研ゼミ中学講座が選ばれる理由の一つになっています。
進研ゼミ中学講座でオリジナルスタイルとハイブリッドスタイルで迷っている方の口コミで見かけるのが、オリジナルスタイルではオンライン授業を受けれないと思っていたというもの。
オンライン学習＝タブレット学習と勘違いしやすいのですが、オンライン授業は進研ゼミの専用タブレットでなくても、PCやスマホ、市販のタブレットでも視聴することができます。
また、同じく追加費用無料のチャレンジイングリッシュもデジタル学習のため、ハイブリッドスタイルしか受講できないと思われがちですが、パソコンやiPadなど市販タブレットで受講することができます。
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進研ゼミ中学講座ハイブリッドスタイルの口コミ・評判
ハイブリッドスタイルは便利さが逆効果？
進研ゼミ中学講座のタブレットは、紙のテキスト教材とは違って、ゲーム感覚に近い面白さを感じたり、楽しみながら学習できるという口コミも多く、子どもの食いつきが良いのですが、逆に色々あって気が散るといった口コミ・評判もあります。
チャレンジイングリッシュもそうですが、1000冊以上の電子書籍サービス「まなびライブラリー」もタブレット以外でも利用できるのですが、やはり手軽に利用できるのは便利である反面、子どもによっては勉強から気がそれてしまうというデメリットになる場合もあるようです。
タブレット特有の問題
進研ゼミ中学講座のタブレットに関わらずですが、やはりタブレットの場合は紙と比べるとどうしても慣れるまでは書きづらく、接触が悪いと感じる場合もあります。
書きづらさが勉強する上で集中の阻害要因になってしまっては、いくら便利といっても本末転倒ですから、タブレットにどうしても慣れない場合はオリジナルスタイルへ変更した方が良いですね。
また、タブレットはオンラインで学習するため、なんらかの原因でインターネットに繋がらないようなことが起きると何もできなくなるのも、デメリットですね。
ハイブリッドスタイルは楽チン
進研ゼミ中学講座のタブレットは、日々の取り組みをもとにAIが解析して、個別の学習計画を立ててくれたり、テスト対策のための計画表を作成してくれたりというのは、特徴の一つで、この機能について評価する口コミは多く、タブレットならではのメリットです。
当たり前ですが、紙のテキスト教材であるオリジナルスタイルでは、学習計画は自分で立てなければいけませんし、つまづきポイントやどのような問題を重点的にすれば伸びるかは自分で分析しないといけません。
進研ゼミのAIは個別指導塾の代わりをしてくれるので、通信教育は塾に比べて親の負担がかかるのがネックですが、ハイブリッドスタイルならその負担を軽減してくれます。
塾のようにとにかく進研ゼミにお任せしたいという子や親御さんには、オリジナルスタイルよりもハイブリッドスタイルがおすすめです。
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進研ゼミ中学講座の退会理由の口コミ・評判
問題の量とレベルが物足りなくて退会
進研ゼミ中学講座は効率良く勉強できるのは良いのですが、勉強ができる中学生や学習意欲の高い中学生の場合、問題量や難易度が物足りないという口コミはよく見聞きします。
活発な部活動に所属している場合や習い事の多いなど忙しい中学生にとっては短時間で効率良く学習でき、また、基礎問題が多く高難度の問題は少なめのため、家庭での学習習慣を身につけるには良い教材となる一方、難易度の高い問題に取り組みたい中学生の退会理由となってしまうようです。
確かにどんな中学生も満足するオールマイティな通信教育は無いでしょう。勉強ができる子には内容が簡単とも言われてしまう進研ゼミ中学講座が、受講者数No.1であるというのは、多くの中学生がターゲットとなるよう、簡単過ぎず難し過ぎない学力中間層をターゲットにしているためといえそうです。
進研ゼミ中学講座のレベルがもの足りない中学生が乗り換える通信教育としては、やはり難易度が高くて問題の質が良いと定評のあるZ会を選ぶ人が多いようです。
本人のやる気がなくて退会
通信教育は続かずにやめてしまったという口コミをよく見かけますし、親御さん自身も続かずやめてしまったという経験があるのでは無いでしょうか。
もちろん我々親世代が中学生の頃に比べて、タブレット学習をはじめとして、通信教育の教材は挫折せず継続できるよう大きく進化しています。
とはいえ、身も蓋もない言葉で言うと「結局は本人のやる気次第」です。退会した理由の口コミで一番といっていいくらい多く見聞きするのは、やはり本人がやる気なくて続かないとか、サボってしまうとか、やる気に関する口コミです。
通信教育は、好きな時間や空いた時間に効率良く勉強できるというメリットがある反面、塾や家庭教師のような強制力がありませんので、部活で疲れたからやめておくといった言い訳、テレビやゲームなどの誘惑にも勝たなければならず、自分に甘いと続きません。
ただ、だからといって塾に行けば問題解決、というわけにもいかないのが難しいところですね。強制力があっても結局、ここでも学力が伸びるかどうかは、本人のやる気次第なのですから。
中学で辞めると決めていたので退会
進研ゼミ中学講座の評価の良し悪しではなく、最初から中学で辞めると決めていたという口コミも割と多く、大学進学を考えていないからとか、高校からは塾と決めていたといった理由の口コミを見かけます。
退会に関して予め注意が必要なのは、進研ゼミの契約は自動更新されるため、放っておくと中学から高校に変わり高校講座に自動的に更新されてしまいます。
勝手に解約されると思っていたのに、とトラブルになるケースもあるので注意が必要です。クレームを言っても応じてくれないケースが多いようなので無駄なお金を払うことにならないよう注意しましょう！
また、予め退会を決めている場合は、早めに手続きを行なっておくのがおすすめです。年度末は電話窓口は大変混み合い、毎年のようになかなか繋がらないといった口コミを多く見かけます。
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進研ゼミ中学講座の口コミ・評判まとめ
進研ゼミ中学講座の料金についてや学習内容や効果などの特によく見聞きする口コミ・評判をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
口コミ・評判をもとに、他の通信教育と比べた進研ゼミ中学講座のメリットデメリットをまとめると
- 受講料金が安くタブレットも実質無料
- オリジナルスタイルとハイブリッドスタイルが選べていつでも変更できる
- 学習サービスが豊富でサポートが充実している
- 問題が難し過ぎず簡単過ぎないから多くの中学生に適してる
- スキマ時間を使って効率よく勉強できる
- 蓄積されたデータが豊富なため定期テストや高校入試対策が好評
- 勉強のできる中学生や学習意欲の高い中学生にはもの足りない
- 通信教育全般に言えることですが結局は本人のやる気次第
進研ゼミ中学講座は、他の通信教育に比べて料金は安く、塾や家庭教師などと比べると圧倒的に安い学習教材です。
料金が安いからといって、教材内容やサービス内容が悪いというわけではなく、むしろ学習サービスとしては他の通信教育よりも充実していて、特に中学生になって家庭での学習習慣を身につけさせたいと考えておられる方におすすめの通信教育です。
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中学生向け通信教育で特に人気があるといえば、進研ゼミ中学講座・Z会・スマイルゼミの3社です。これら通信教育の特徴の違いやメリットデメリットを比較した記事を書いていますので、中学生向け通信教育選びの参考にしてみてください。