小学ポピーといえば、教科書準拠で料金の安い通信教育教材として知られていますが、口コミ・評判では小学生向けとしては簡単すぎるという声もよく見聞きします。
そこで小学ポピーの良い口コミと悪い口コミにはどういう声があるか、また小学ポピーのメリットデメリットをご紹介します。
小学生向けの通信教育選びで小学ポピーを検討されている方の参考になれば幸いです。
小学ポピーの口コミ|小学生向けポピーは簡単すぎる?
簡単すぎる
問題は簡単すぎる。
mamasta
学校の宿題も多くて習い事も多い子だと、親が声かけてやらせてあげないとたまるかも。
テストは100点ばかりだけど、ポピーやめても100点だし結局は変わらない。
ポピーはとにかく簡単。子供もすぐ終わらせてしまう…でもシンプルだしわかりやすかったかも。
mamasta
ポピーは勉強に慣れてないお子さんや楽しく学びたいお子さん向けという感じでしょうか。
mamasta
小学ポピーの口コミ・評判でよく見られるのは問題が簡単すぎるという点。
ただ、小学生低学年の場合、小学ポピーの問題が簡単なのか、小学生の勉強自体が簡単なのかというところは気を付けたいところです。
高学年の場合、教材によっては難易度に差が出てきますが、低学年の場合、特に小学一年生だと、他の通信教育である進研ゼミやZ会、市販のドリルなんかを比べても大差は無いかもしれません。
小学生低学年は問題の難易度よりもむしろ、家庭での学習習慣を身につけるのにとても大切な時期、小学校の勉強が簡単で、勉強が楽しいと思える時期に、しっかりと家庭で勉強する習慣を身につけさせてあげたいものです。
ちなみに、小学ポピーの公式サイトのよくある質問でも「低学年は簡単だからポピーは要らないのでは?」の質問に対して、以下のような回答をしています。
低学年は、「家庭学習習慣」を身につけていくのに最適の時期!
勉強に対する抵抗が少なく、まだそれほど勉強が難しくない時期だからこそ、「わかった!できた! うれしい」→「またがんばろう」の「子どものやる気の上昇スパイラル」が生まれやすくなります。
小学ポピーなら、「わかった!できた! うれしい」→「またがんばろう」の体験のくり返しがたくさんでき、おうちの方がお子さまをほめて「やる気」を伸ばすための工夫もいっぱいですので「家庭学習習慣」を低学年のうちに身につけていくことができます。
この回答は、まったくもって同感で、わが家の子どもは小学ポピーではなく、進研ゼミを受講させましたが、毎朝、早起きして小学校に行く前に、通信教育の教材で学習する習慣は、高校生になった今でも続いています。
ポピーで十分、効果ある
幼児ポピーから初めて、小学ポピーを1年生の途中までやっていました
mamasta
余計な付録が無いし、内容は教科書準拠だったので、どちらかというと学校の復習の為にやるには、丁度いい難易度だったと思います
ただ、運動会の練習が始まるようになると、授業よりも運動会の練習が優先され、ポピーの進み方と学校の進み方に差が付いてしまい、教科書ワークに変えました
ポピーも教科書ワークも基礎レベルなので、物足りないようなら、もう少し難易度が高い物に替えた方が、やりがいがあると思います
ポピーくらいの難易度の物なら、家庭学習の習慣を付けやすいかも?
小学ポピーは簡単すぎるという口コミ・評判が多い一方、若干の物足りなさを感じながらも、ポピーで十分という口コミも見かけます。
ポピーで十分という口コミでは、他の通信教育教材との比較や、簡単だからこそ子どもが生き生きと勉強する姿をみて、ポピーを改めて評価しなおしているようです。
小学ポピーとよく比較される通信教育といえば、進研ゼミ(チャレンジ)やZ会が多いですが、メインがタブレット学習に移行しつつあり、タブレット学習の口コミ評判で良く見聞きするのは、タブレットの勉強で定着するか不安に感じる親御さんも多いです。
また、簡単すぎるから難易度を上げれば、もっと勉強へのやりがいが出ると考えがちで、実際、わが家もそうでしたが、難易度の高い教材の場合、挫折したり家庭で勉強するのが嫌いになるケースもあるので気を付けたいところです。
勉強がうまく進まないから子どもはイライラして、そのイライラが親にもうつり、親子関係がギクシャクするなんてこともあります。「なんでこんな問題が分からないの?」「ちゃんと問題読んだの?」という具合に。
継続して習慣化することが最優先、しっかり家庭学習が習慣化したあとに、難易度も含めて教材を再検討というのが良いのかもしれませんね。
ちなみに、小学ポピーの公式サイトでは、「問題数は十分ですか?市販の問題集を買い足す必要はありますか?」という質問に対して以下のような回答をしています。
学校の授業で習う範囲の内容は、ポピーで十分学習できます。 基本問題から応用問題、さらに表現力問題も充実しています。 それでも「もっとレベルの高い問題にたくさん挑戦させたい」「長い休み、徹底的におさらいしたい」 といった方には関連教材もご用意しています。
関連教材にはドリルやハイレベルな問題集が用意されていますので、ポピーの教材がすぐに終わってしまうような学習意欲の高い子どもには一度試してみてあげるのが良さそうです。
シンプルな教材
小学ポピーの口コミ評判で「簡単」以外でよく見聞きするのは、教材のシンプルさ。
シンプルさというのは小学ポピーだけを受講していた場合、気づかないかもしれませんが、他の通信教育教材と比較すると小学ポピーのシンプルさはよくわかります。
特に進研ゼミの場合、付録が多く、楽しめる学習コンテンツが豊富で魅力的にみえますが、なかにはそのことで集中できなかったり、キラキラした感じが苦手といった子どももいるようです。
お試し教材を取り寄せて、子どもの好みを聞いてみてから通信教育を選ぶのもおすすめです。
教科書準拠が良い
うちは小学生で勉強あまり得意ではない子にポピーやらせてます。
mamasta
教科書に沿ってるので、役に立ってます。
ポピーは、小学校で使用しているドリルや資料集など教科書に沿った副教材を発行している「新学社」が編集しています。
小学校の教科書は地域や学校によって選択されますが、小学ポピーは教科書に沿った内容になっているため、教科書のどこのページに対応しているかページ数が表記されていたり、国語では同じ文章が掲載されているため、予習復習に最適です。
難易度が高くなくてもポピーでの予習が習慣になっていれば、小学校での授業の理解にとても役立ってくれます。
子どもに教えやすい
小学ポピーは、他の通信教育であるタブレット学習とは違い、小学生低学年の場合、親が丸付けをする必要があり、分からないところは教えてあげる必要があります。
これは、通信教育、特に紙のテキスト教材の大きなデメリットではあるのですが、小学ポピーは、答えと手引きが充実していて、親が子どもに分かりやすく教えられるよう工夫されています。
また、解説を読んでも分からない場合は、会員サービスである「学習相談サービス」を利用することで専門の先生に質問することもできます。通信教育でありながら先生に質問できるのは親としては助かりますね。
ゲームやデジタルコンテンツもある
シンプルで紙教材の小学ポピーと知られていますが、実は以外にもゲームやデジタルコンテンツも利用することができます。
デジタルコンテンツは、WEB配信でゲームや思考力を育てる問題などがあり、マイページから利用できる会員サービスとなっています。
さすがに、スマイルゼミやチャレンジタッチと比べるとクオリティやコンテンツボリュームは劣ります。紙教材をメインにより深く理解するためのサブコンテンツと考えた方が良いかもしれません。
料金が安い
小学ポピーの大きな魅力の一つは、料金の安さ!まぁ、教材がシンプルですから安くて当然という意見もありますが。
料金の安さは、他の通信教育教材と比べると一目瞭然です。
スマイルゼミ・進研ゼミ・Z会の小学1年生の毎月払い1か月の料金を比べると以下の通りです。
通信教育 | 小学1年生の1か月の料金 |
---|---|
小学ポピー | 2,500円 |
進研ゼミ小学講座 | 3,930円 |
Z会小学生コース | 4,840円 |
スマイルゼミ小学生コース | 4,268円 |
小学生向け通信教育で、受講者数が一番多い進研ゼミは料金が安くて有名ですが、進研ゼミよりもさらに1,430円も安いんですから、圧倒的な安さです。
通信教育は塾や家庭教師など他の学校外学習方法に比べると安いですが、積み重ねると大きな金額になってしまいます。
少しでも家計の負担を抑えたいというご家庭では、小学ポピーは経済的に大変助かる教材です。
辞めやすい
小学ポピーは休会や退会するときも簡単で、しつこい引き留めもありません。通信教育サービスによっては退会する際に理由を聞かれて、引き止められたりすることもありますので、こういった口コミを見ると安心できますね。
小学生向けポピーの口コミ評判から分かるデメリット
小学ポピーの口コミ評判から分かるデメリットをまとめてみたいと思います。
- 簡単すぎてもの足りない
- 簡単ですぐに終わらせてしまう。
- デジタルコンテンツがもの足りない
- マル付けや分からないところを教えてあげる必要がある
小学ポピーの口コミ・評判で一番多いのが良くも悪くも簡単すぎるというもの。ただ、簡単かどうかというのは実際に受講してみないとわが子にとって簡単なのか、難しいのかは分からないのも事実。
よその子どもには簡単でもわが子には難しいという場合も当然あります。
子どもの学力があきらかにほかの子どもよりも高いと分かっている場合を除いては、一度受講してみる、もしくはお試し教材を取り寄せてみるというのが良いかもしれません。
いきなり、難易度の高い教材で学習させた場合、勉強に苦手意識をもってしまうかもしれませんし、続かずに挫折してしまうかもしれません。
大人でも言えることですが、小さな成功体験を積み重ねて目標を上げていくというのが成長につながるのではないでしょうか。
小学生向けポピーの口コミ評判から分かるメリット
小学ポピーの口コミ評判から分かるメリットをまとめてみたいと思います。
- 勉強に慣れてない子どもや楽しく学びたい子ども向けには良い
- シンプルで分かりやすい
- 基礎をしっかり定着させるのに良い
- 教科書準拠で予習復習に役立つ
- 受講料金が安い
- 休会・退会がしやすい
SNS等でみかける小学ポピーの口コミ評判は、否定的なものよりも肯定的なものが多く、その表れかもしれませんが、通信教育の顧客満足度を調査しているイード・アワードでは、通信教育小学生部門で進研ゼミやZ会を抑え、最優秀賞を獲得しています。
同じくイード・アワードで「効果のある」「継続しやすい」「学費の満足度が高い」という部門賞も獲得していて、良い口コミ評判と内容が一致しています。
何より、料金が安いため始めやすいのがメリットですね。まずは、小学ポピーを始めてみて、数か月、子どもに効果がありそうかどうか評価するのも良さそうです。
小学生向けポピーの口コミ・評判まとめ
小学ポピーの良い口コミ、悪い口コミをそれぞれご紹介しましたが、検討の参考になったでしょうか。
通信教育教材はいろいろな種類があって、わが子にどの教材を選んであげれば、効果があり学力が伸びるのか、親にとっては悩みどころですね。
小学生の間は、難易度どうこうよりも、まずは家庭での学習習慣を身につけさせてあげるということを重視して、通信教育教材を選んでみてはいかがでしょうか。
口コミ評判では小学ポピーは、勉強に慣れてない子どもや楽しく学びたい子どもにおすすめというものが多いため、通信教育を初めて受講する方は、無料のお試し見本を取り寄せて検討してはいかがでしょうか。
小学ポピーとよく比較される通信教育といえば進研ゼミですが、小学ポピーと進研ゼミで検討されている方は下記の記事を参考にしてみてください。