『オブリビオン』解説（ネタバレあり）トム・クルーズ主演SFスリラー映画

『オブリビオン』は、2013年にアメリカで公開されたSFスリラー映画。トム・クルーズ主演、ジョセフ・コジンスキー監督による作品で、エイリアンに侵略され壊滅状態の地球が舞台。『オブリビオン』は結末に賛否両論あり、評価が割れることもある映画作品です。
本作品をネタバレありで、あらすじ、感想などをご紹介し解説します。

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『オブリビオン』解説/あらすじ三幕構成（ネタバレあり）

解説

トム・クルーズ主演によるSFスリラーアクション映画。舞台は西暦2077年の地球。スカヴと呼ばれるエイリアンに襲撃をされ、壊滅状態となった地球では、生き残った人間は他の惑星へ移住。

その地球を最後まで任務として監視していたジャック・ハーパーは、ある日墜落した宇宙船から、謎の女性を救い出す。そこへ現れたビーチと名乗る男に捕らえられ、ビーチはジャックに驚くべき真実を告げ、ストーリーは驚きの展開を見せる。

第一幕

西暦2077年。スカヴと呼ばれるエイリアンの襲撃から60年。生き残った人類は土星の衛星タイタンへの移住を計画。そんな中、ジャックは地球に残り、ヴィクトリアとともに、エイリアンから地球を守るため監視任務に就いていた。

ある日、ジャックは墜落した宇宙船を発見。その中からジュリアという謎の女性を助ける。次第に意識が回復するジュリア。ジュリアは、宇宙船にある記録テープを回収しなければという。二人は、宇宙船の墜落現場に向かい記録テープを見つけるが、マルコム・ビーチと名乗る謎の男に捕らえられる。

ジャックは、マルコムに、地球に居るスカヴこそが、エイリアンではなく人類の生き残りであること、移住前の人類が避難していると言われる宇宙ステーションと教えられていた「テット」という物体こそが人類の敵であることを告げられる。

二人になったジャックとジュリア。ジュリアはジャックの妻であることを明かす。ジャックは記憶を思い出し、ジュリアへのプロポーズも思い出す。

第二幕

二人がタワーに戻ると、ヴィクトリアが入り口を閉鎖し、司令官サリーにジュリアの存在を報告。突如ドローンが起動し、ヴィクトリアが殺される。

ジャックはその場から逃げますが、汚染地区でジャックと全く同じ姿かたちをした人間に遭遇。二人は互いに銃を構える。流れ弾にあたったジュリアは負傷してしまう。

ジャックはもう一人の自分を気絶させ、自分たちがいたタワーとそっくりな別のタワーに向かいます。そこには殺されたはずのヴィクトリアがいます。

そこでジャックは、自分とヴィクトリアはクローンであり、テットの命令で地球で生き残った人類を抹殺する任務を行っていることを知る。

ジュリアの元に戻ったジャックは、彼女を手当てしマルコムの元へ向かいます。そこでマルコムはジャックに真実を伝えます。それはジャックのクローンが人類を壊滅状態においやったということでした。

ジャックはドローンを利用して、テットの破壊を試みます。しかし、マルコムのアジトにドローンが侵入し、仲間が殺されテットを破壊するために準備していたドローンも破壊される。

ジャックとジュリアは直接テットに乗り込む作戦を企てます。ジュリアは睡眠装置のカプセルで眠りに入ります。

第三幕

ジャックは、テッドに向かう宇宙船でレコーダーを再生します。その内容は、地球を出発をしたジャックがタイタンへ向かう途中、地球へカプセルに乗せた乗組員を発射し、ジャックとヴィクトリアは宇宙船ごと捕らえられていたというものでした。

ジャックはサリーの誘導でテットの内部に侵入します。ジャックはテットに対面し、ジュリアが入っているカプセルを開きますが、中にいたのはマルコムでした。

ジャックとマルコムは自らを犠牲にして、テットを爆破します。ジュリアは地上で目を覚まし、テットの爆発を目にします。

3年後、娘と暮らすジュリアのもとに、52号のジャックが現れます。

『オブリビオン』監督・キャスト

監督

ジョセフ・コジンスキー

キャスト

（ジャック・ハーパー）トム・クルーズ
（ジュリア）オルガ・キュリレンコ
（ビーチ）モーガン・フリーマン
（サリー）メリッサ・レオ
（ヴィクトリア）アンドレア・ライズボロー
（サイクス軍曹）ニコライ・コスター＝ワルドウ

『オブリビオン』みんなの感想（ネタバレあり）

『オブリビオン』解説：まとめ

結末は、ハッピーエンドと呼んでいいのかどうか、微妙な感情になる映画ですね。ジュリアは49号だろうが、52号だろうがどっちでも良いのか・・・

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