『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』で通称ビリギャル。主人公の女子高生が実践したのがビリギャル勉強法です。
原作は投稿サイトで話題を呼び、書籍化、映画化もされており、当時大きな話題となりました。どのような勉強の取り組み方をしたのでしょう。塾講師の坪田信貴さんが推奨する勉強法とは?
英語、数学、国語の勉強方法に活かしてみてはいかがでしょうか。それではビリギャルでも登場した勉強法をご紹介します!
ビリギャル勉強法とは?
ビリギャルは塾講師の坪田信貴さんに出会い、慶応義塾大学へ現役合格しますが、坪田信貴さんはどのような勉強法を推奨しているのでしょうか。
勉強の取り組み方
勉強をゲーム感覚で楽しく
問題ができなければ罰ゲームをするなどゲーム感覚を取り入れて勉強することにより、楽しくそして集中する勉強法。
時間を意識した勉強
ゲーム感覚に似ていますが、制限時間があることで集中力を引き出す。
勉強中の休憩の取り方
勉強でも仕事でも休憩を入れるときには、切りのいいところまでやって、となりがちですが、これを切りの悪いところで中断することによって、続きが気になって再開しやすいそうです。心理を利用したテクニックです。
問題集の解き方で分からないとき
問題集で解き方が分からないときは、答えを見ながら問題を解くのが良いそうです。問題集は解くこと自体が目的ではなく、何が分からないかを知ることが目的で、答えを見ながら解き方を習得することが重要だそうです。
ビリギャル勉強法の具体例(英語・数学・国語)
英単語の覚え方
ノートに小さい文字で何回も書いて覚える方法は非効率だといいます。英単語を1語だけ大きく書いて覚える方法が良いそうです。
文字は大きければ大きいほど良いようで、ノート見開き2ページに1単語。固定概念を覆されるやり方ですが、これが良いようです。ページ数が増えると達成感や自信にもつながり、やる気が出てきます。
数学の問題で間違ったとき
間違った答えを赤ペンをいれるのではなく、答えを間違った問題のほうに赤ペンを入れることで、なぜ間違えたのかを後から見直しができるそうです。
国語はまず読むことから
ビリギャルでは『文藝春秋オピニオン 20XX年の論点100』(通称『論点』)という本を読むことをすすめています。
政治、経済、国際情勢から芸能・文化、スポーツまで色々なテーマがあり、日本を代表する方々が寄稿しており、文章の長さも読みやすく、多くの文章を読むには最適だそうです。
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やる気が上がるビリギャル勉強法
わくわくする目標設定
ビリギャルでは慶應大学を目指すことになった下りですが、慶應ボーイがイケメンであるとか、慶應に合格したらウケる、などギャルのさやかちゃん目線で目標設定しています。
慶應大学にいったら、大企業に就職できるといった大人目線での目標設定では、わくわくするようなことは無いでしょう。
成長を認めて伸ばしさらなるやる気を起こさせる
坪田信貴さんは、やる気をさらに引き出すため「ポジティブ・フィードバック」を行っているといいます。「ポジティブ・フィードバック」は、生徒の行動や言葉から評価できる点をみつけ、ポジティブな言葉で伝えることによってさらなる成長を促す方法です。
つまり子供を褒めてやる気を引き出すということです。褒める要素が見つからないときも、無理やりにでも褒めて生徒のやる気にさせる、これが坪田信貴さん流の教育方法のようです。
まとめ:ビリギャル勉強法
坪田信貴さんいわく、「勉強が苦手」は実は「国語が苦手」なだけ。問題が何を意味しているか読み取れていないことが原因で答えにたどり着けないそうです。子どものころよく親に、本を読みなさいと言われましたが、ちゃんとした理由があるわけですね。
我が家の子供は特に国語が苦手です。多くの文章を読むというのは、小学生や中学生にも通じるものと思います。坪田流の勉強法を参考にしてみたいと思います。
- 勉強に集中するための取り組み方
- ビリギャル勉強法の各教科テクニック
- やる気を上げるための方法



小学生向けの通信教育は、難易度の違い、料金の違い、紙やタブレットの学習スタイルの違いなど、色んな種類のものがあり、どれにしたら良いか迷っている保護者さん向けに、選び方や比較した特徴などを紹介しています。