私が40代の転職活動を開始したのは11月ごろ、そして今の会社に内定をもらったのが6月でした。転職活動期間としては約8か月間かかったことになります。転職活動中は、なかなか決まらないことが、かなりのストレスでした。転職期間はどのぐらいかかるものなのでしょうか。
転職活動の平均期間は3か月から6か月
平均的な転職活動期間は、大手転職サイトなどの情報によると、3か月から6か月と言われています。しかしこれは年齢を考慮されたものでは無いでしょう。あくまで平均です。転職活動を始めると、なかなか決まらない状況に、いったいどのぐらいの期間がかかるものなのか、ということに不安を抱いてしまいます。
しかし、仮に6か月たっても転職が決まらない場合であっても、3か月から6か月という期間は、あくまで平均的な期間であるため、必要以上に落ち込む必要は無いでしょう。
40代の転職はなかなか決まらない!
私も転職エージェントで面談をした際に、目安として6か月と聞いていました。転職活動を開始したころは6か月という期間は、漠然とそんなものかなと思ったのですが、目安があるからこそ、逆に転職が決まらない状況が6か月を超えると、「あれ?6か月は超えたぞ、転職はできないんじゃないか」という不安や、「もう条件は下げてもいい」という妥協する気持ちを抱くようになりました。
むしろ「40代の転職活動期間は短くて1年です」と言われたほうが、心構えが違うのかもしれません。
なぜ40代の転職はなかなか決まらないのでしょう
40代の転職がなかなか決まらない理由の一つは、理想が高いということにあるのでは無いでしょうか。私もそうでしたが、同業界で約20年のキャリアを積んでいたため、転職もすんなり決まるだろうという、どこか甘い考えをもっていました。そのため求人の応募先も最初はかなり数を絞っていました。
もちろん応募してからすぐに書類選考の結果が出るわけではありませんから、一定期間は待たされることになります。そして不採用通知。その後、また応募先を絞って応募。また一定期間、待たされて、不採用通知。これを何回か繰り返すとあっという間に数か月経ちます。要するに、転職活動開始時期の甘い考えが転職期間を長引かせることになったのです。
もちろん興味の無い会社に応募するわけにもいきませんから、応募先は絞らざるを得ないのですが、40代の転職は20代や30代のころの転職活動とは違うものだという認識を最初にもち、甘い考えを捨てておくべきでした。
書類選考が通過して、面接に進んだとしても、これもすぐには結果は出ません。一次面接で合否が決まる会社は少なく、だいたい2~3回の面接、場合によっては筆記テストがあります。その選考過程で、他の会社への応募を止めた状態だと、不採用となったときに、また転職活動が振り出しに戻ります。
もうこうなるとさすがに精神的ダメージはかなりのものです。仕事をしながら転職活動する人も多いと思いますが、仕事なんて完全に上の空ですよね?
40代の転職は長期戦を覚悟
初めから40代の転職は、なかなか決まらないということを知っておくことで、転職活動の進め方は変わりますよね。焦っても良い結果につながることはありませんからね。もちろん運よく希望する会社の求人情報があり、応募して、とんとん拍子でいけば1か月で転職活動終了!なんてこともあるでしょうが、相当なレアケースでしょう。
すぐに転職は決まるだろうという甘い考えは持たず、40代の転職活動は長期戦で臨みましょう!そのため転職先が決まっていない状態で先に退職してしまうのは無謀です。どれだけ忙しくても仕事をしながら転職活動をすることを強くお勧めします。
