40代の転職市場は中小企業の人手不足を背景に活況

割合転職

私は42歳で転職を決意し、43歳で今の会社に転職しましたが、前職も現職もいわゆる中小企業です。各メディアによると昔に比べると40代50代の転職市場が活況のようです。背景には中小企業の人手不足が一つの要因になっているようです。

私のように中小企業から中小企業への転職というケースが大多数かもしれませんが、人生100年と言われるようになり、それを見据えて大企業からの希望退職による再出発として、中小企業に転職をするケースも珍しく無いようです。

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40代の転職市場が拡大

総務省の労働力調査では、2018年の転職者329万人のうち、45歳以上の人は124万人で全体の約38%を占めています。

この数字凄いと思いませんか?45歳以上で約4割ですよ!私自身も40代での転職って、少数派だと思って転職活動をしていましたが、この数字を見ると決してそんなことは無かったんですね。勝手な思い込みで、自らを肩身の狭い存在にさせていたようです。

また、リクルートワークス研究所の調査では、2018年度に40代を採用した企業の割合は、前年度から比較して4.4ポイント上昇、50代を採用した割合は3.7ポイント上昇し、上昇幅は10~30代を採用した企業の割合を上回ったようです。

40代で転職を検討している方や転職活動中でうまくいかず自信を無くしてしまっている方にとっては、勇気のもらえる情報ですね。

40代の転職は中小企業の人手不足がカギ

求人募集の企業は、やはり若くて優秀な人材を確保したいというのが本音でしょう。しかし中小企業やベンチャー企業には、なかなか集まりにくいのでは無いでしょうか。となるとやはり注目されるのは中高年の人材ということになります。

企業は、あまりおおっぴらにはしませんが、求人に採用の年齢制限をもうけます。私も人材採用業務を行っていたとき、求人サイトに登録している求職者をスカウトする際には、まず年齢でフィルタリングをして求職者を検索していました。年齢というのは求職者を絞り込む要素としてはとても分かりやすい数値基準になりますからね。

人が集まりにくい中小企業やベンチャー企業がこの年齢の上限を上げてきていることで、結果として、転職者を採用する企業が増えているのでしょう。人材の優秀さには関係が無いにも関わらず、基準とされやすい年齢制限を緩和するということは、いたって自然な流れといえるかもしれませんね。

40代の転職は人手不足の業界を狙うのも手

有効求人倍率のデータをもとに人手不足の業界が分かります。

1位 建設躯体工事の職業
2位 保安の職業
3位 医師・歯科医師・獣医師・薬剤師
4位 建築・土木・測量技術者
5位 建設の職業
6位 外勤事務の職業
7位 生活衛生サービスの職業
8位 土木の職業
9位 採掘の職業
10位 販売類似の職業

40代であっても人手不足の業界であれば、比較的容易に転職を決めることができることでしょう。しかし、人手不足が深刻な業界ということにはそれなりに理由があります。仕事が厳しい業界であったり、資格が無ければ就けない仕事など。

逆に女性に人気の一般事務ですが、有効求人倍率0.3倍と狭き門になっています。つまり資格が無くても仕事ができて、人気がある職業の求人募集には人が殺到するのです。40代職業はこのような予備知識も必要かもしれませんね。

まとめ

私は4度目の転職が40代でした。前職は中小企業で今も中小企業に勤めています。40代ということもあり、転職はこれで最後と思っていました。実は転職のたびにそう思っているんですけどね(笑)

最後の転職にしたいので、安定志向や大企業志向がどうしても強くなりがちです。これを読まれているあなたもそうではないでしょうか。

中小企業、特に私が働くIT業界やWEB業界は企業規模が小さいと、いわゆるブラック企業が多いのも確かです。しかし、40代の転職は中小企業にこそチャンスがあります。そして中小企業の求人採用における年齢上限が緩和されている今こそ、多くのチャンスがあるといえるのではないでしょうか。

  • 40代以上の転職市場が拡大しており、40代は決して少数派ではない。
  • 40代の転職は中小企業の人手不足がカギ。中小企業にこそチャンスがある。
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